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ダグラス クラウドスター II : ミニ英和和英辞書
ダグラス クラウドスター II[だぐらすくらうどすたーあいあい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ダグラス クラウドスター II : ウィキペディア日本語版
ダグラス クラウドスター II[だぐらすくらうどすたーあいあい]

ダグラス クラウドスター II Douglas Cloudster II)は、1940年代アメリカ合衆国で製作された5人乗り小型機の試作機である。本機は胴体内に内蔵した2基のピストンエンジンで一つの推進式プロペラを駆動するという変わった形式を採っていた。商業的に成功するには高価すぎることが分かり、1機のみが製作されて2度の飛行を行っただけであった。
== 設計と開発 ==
1940年代初めの頃からダグラス・エアクラフト社は、主翼からエンジンの様な抵抗を発する物を取り除くことで抵抗を低減するために、胴体内に内蔵したエンジンで従来の尾翼の背後に装着した推進式プロペラを駆動する高性能な双発機用の形態を開発していた。この形態は最初に1944年に初飛行したダグラス XB-42 ミックスマスターで検証されて通常の双発機よりも30%の抵抗軽減が見られ、飛行中の片発停止時の左右の推力不均衡に起因する問題も排除していた〔Francillon 1979, pp. 372–377.〕〔。
XB-42の当初の成功によりダグラス社はこの将来性のある新しい形態を中距離旅客機ダグラス DC-8〔Francillon 1979, pp. 714–715.〕と企業幹部やチャーター便での使用に適した5人乗り軽飛行機の「モデル10153」(又は「クラウドスター II」)に採用した〔〔"Tail-Pusher Plane Cruises 200 M.P.H." ''Popular Mechanics'', March 1947, p. 103.〕。
クラウドスター IIは全車輪式の引き込み可能な降着装置を持つ低翼単葉機であった。パイロットと4名の乗客は角度の付かない層流翼の主翼よりも前方の閉鎖式キャビン内に搭乗し、2基の空冷エンジンは後部胴体内に搭載されていた。尾翼の後ろに装着された直径8 footの2枚ブレードのプロペラはベル P-39戦闘機から流用したドライブシャフトを介して駆動され、主翼前方の吸入口から取り入れられた空気は直接エンジンを冷却した後に胴体下部の排出口から排気された〔〔"Douglas numeric, and A thru C." ''Aerofiles''. Retrieved: November 18, 2010.〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ダグラス クラウドスター II」の詳細全文を読む




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